イヤホンを使ってパソコンでゲームをする時や音楽を聞く時に皆さんは何を気にしますか。
遮音性だったり臨場感だったり色々ありますよね。
ですが、そういった多くのイヤホンは絶対に付きまとってくるものがあります。
それは「イヤホンのケーブル」です。
そうこのケーブル、一度は「邪魔」とか「もう少し長いかったら良いのに」とかありませんか。
ない人はこの記事を閉じて大丈夫です。
嘘です。
まあでも、自分は本当に有線のイヤホンを使ってる時にケーブルを邪魔じゃないところにどかしたり移動する時に引っかかったりする手間が少々面倒だなと感じています。
となると「じゃあワイヤレスにすればいいじゃん」てなりますよね。
ですが、ワイヤレスのイヤホンて遅延があったり音質が悪そうだったりというイメージありますよね。
実際自分はそう思ってました。
ですが、先日フレンドに「最近出たワイヤレスのイヤホンでめちゃいいのあるから試してみて」と言われて、そのイヤホンを色々調べてみてると、遅延が少なかったりゲームや音楽に適した性能を持っていたりして「あ、これ面白そう」ってなり購入することにしました。
実際に購入したのが「radius HP-P100BT(16500円)」です。
その際Bluetoothが必要になり、自分のパソコンにはBT機能がないので「ZYT AX210S」というBT機能が備わってる拡張カードも一緒に買って使ってみることにしました。
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結果から言うと”遅延はないに近い完成度”という感じです。
こう伝えると「やっぱ遅延あるんじゃん」と捉えがちですが、ぶっちゃけ人が聴く分には有線と変わりないと言える性能です。
そんなワイヤレスイヤホンの特徴等についてこれから紹介していきます。
スペック
通信方式 | Bluetooth 5.1 |
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出力 | Bluetooth Power Class 2 |
通信距離 | 約10m |
連続再生時間 | 約6.5時間 |
充電時間 | イヤホン約2時間、ケース約3時間 |
型式 | ダイナミック型 |
ドライバー | Φ10mm |
出力音圧レベル | 102dB±3dB |
周波数帯域 | 20~20000Hz |
インピーダンス | 32Ω |
防水規格 | IPX5 |
付属品 | 取説、ケーブルUSB type-C(約37cm)、イヤーピースS,M,L、本体 |
外観
外箱 開封時 付属品 ケースとイヤホン上から イヤホン 別角度1 別角度2
自分は黒を買ったんですけど、ツヤが結構出てて汚れが目立っちゃうので、白でも良かったのかなーと個人的には思ってます。
あとワイヤレスのイヤホンを買うこと自体あまりありませんが、外箱からイヤホンのケースまで結構かっこいいですね。
ケースに関しては持った時にひょいっと持ち上がるくらいめちゃくちゃ軽いです。
機能
基本的にやり方は取説に書いてあるので、ここではどんな機能なのかざっくり説明します。
遅延量約40msの「低遅延モード」
ワイヤレスイヤホンで遅延時間が約0.04秒と業界最高クラスだそうです。
実際にゲームや音楽をプレイしていていも遅延が気になりません。
遅延量が0.04秒なのは会社独自の開発らしく、aptLLという特許技術が使われていません。
他のメーカーでも独自開発したものがあり、それは遅延量約0.06秒なのですが、人間の耳は0.04秒を超える音の遅延を感じるみたいです。
なので、サウンドモードがありながらこの遅延量は本当にすごいです。
最初はめっちゃ音ズレするじゃんと思ってたのですが、どうやら低遅延モードがオンになってなかったらしくオンにしたら実際に体感しても遅延を感じるほどの音ズレは起きなくなりました。
この低遅延モードはL側のイヤホンを3回タップすることでオンとオフの切り替えが可能になってます。
3種類のサウンドモード
- ノイズキャンセリング(騒音低減)のモード
- 外部音を取り込むモード
- サウンドモード何もなし
の合計3種類があります。
切替方法は簡単で、R側のイヤホンを3回タップするとサウンドモードの切り替えが可能になります。
また、その時にめっちゃネイティブの発音で教えてくれます。
ゲームや音楽をプレイする人はノイズキャンセリングをオンにすれば臨場感を楽しむことが出来ます。
外部音取り込みモードにすればイヤホンを付けたままでも会話したり出来て便利です。
自分はパソコンを使う時にメインで使うイヤホンなので基本的には、ノイズキャンセリングをオンにしてます。
IPX5の防水仕様
完全防水ではありませんが、汗とか雨とかで壊れる心配がなくなります。
様々なタッチコントロール
低遅延モードのオン・オフやサウンドモードの切り替え以外にも、L側、R側のタッチ回数で動画の再生や停止、電話の着信拒否まで色々な使い方が出来ます。
実際に使ってみた
耳にはめただけでイヤホンの電源が入ります。
はめた時に「connected!」とか「power on!」とかめっちゃ発音よく聞こえます。
これ結構気に入ってます。
実際にyoutubeで音楽や遅延テストの再生をしてみたりfpsや音ゲーをプレイしてみたりしてみました。
イヤーピースはMサイズだと耳が痛かったので、Sサイズを使用しました。
※イヤーピースは他社製の物だと、ケースに入れた時にうまく入らず充電が出来ない可能性があるので、付属のイヤーピースを使うよう書いてありました。
ちなみにイヤーピースの高さは
ぶっちゃけ最初は「遅延起きまくってるけどこれじゃあまだまだワイヤレス化の道は遠いな」と思ってました。
ですが、低遅延モードがオフの状態だったから遅延が発生していることを知り、オンにして改めて遅延が起きてるか試しました。
そしたら、歌と人の口が一緒だったりゲームの操作した時の音が一緒だったりとびっくりするくらい遅延がありませんでした。
その時「最新のワイヤレスイヤホンてすげぇ」と感動しました。
また、ノイズキャンセリングや外部取り込みモード等も存在していて、まさにゲームや音楽に集中したい人にうってつけだなと思いました。
それと、イヤホンとケースもデザインがシンプルで個人的にめちゃくちゃ好みです。
気になる点
個人的に使ってみて気になった点を紹介します。
音質が物足りない
これはワイヤレスイヤホンだからなのかわかりませんが、pcで接続した時の音質が”2チャネル 16ビット 44100Hz”しか出ないんですよ。
基本的なイヤホンは”2チャネル 16ビット 44800Hz”だと思ってたのでそこは少し物足りないです。
そこまでの誤差はないかと思いますが、実際に聞いてると「音が少し荒いかも」と言った感じになりました。
音が少し刺さるかも
個人的に高音のどしゃびしゃした感じの音は好きでなく、重低音の響く感じが好きなのですが、このイヤホンは全体的に音が刺さる感じに聴こえます。
自分はイコライザーAPOというフリーソフトを使い音をいじってるので、問題はありませんがイコライザーいじらないと少し気になります。
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付属のイヤーピースの使用推奨
このイヤホンは充電型なので、他社製のイヤーピースだと大きさによってはケースに入れた時充電が出来ない可能性があるとのことです。
なので、付属されてるイヤーピースの使用を推奨されてます。
個人的な見解では、イヤーピースの高さが関係しているみたいなので、付属されてるイヤーピース以上に高くないイヤーピースなら他社製でも問題ないかと思います。

正しい測定ではありませんが0.6~0.7mmくらいの高さです。
なので0.7mm以下の高さのイヤーピースならケースに干渉せず充電できて問題ないかと思います。
再接続するたびに設定がリセットされる
パソコンに再接続するたびに低遅延モードやサウンドモードがリセットされてしまうので、イヤホンの電源が入った時に低遅延モードやサウンドモードをオンにする必要があります。
良かった点
先に述べてる部分もありますが
- 低遅延モードが優秀
- サウンドモードが優秀
- デザインが優秀
- 防水仕様なのが優秀
- ケーブルレスだからイヤホン付けたまま移動出来て優秀
ととにかく優秀すぎる点が多いです。
まとめ
- 本体のスペック
- 外観
- 機能
- 実際に使った感想
といった順で紹介しました。
正直ワイヤレスイヤホンは過小評価してたのですが、今回この 「radius HP-P100BT」 を購入してみて考え方がガラッと変わりました。
ぶっちゃけめちゃくちゃ使いやすいし、今の所耳が痛くなるとかの心配がないので本当に感動してます。
またケーブルレスだから音楽を聴きながら途中でトイレ行ったり水を取りに行ったり出来るのは強いですね。
これからゲームや音楽をプレイする時はこのイヤホンが主力になると思います。
そのくらいこのワイヤレスイヤホンを使ってみてよかったです。