今回はREALFORCEのマウス、「REALFORCE MOUSE RFM01U11」を期間限定で入手したのでレビューしていきます。
期間限定というのも実は東プレ公式が7日間限定でマウスを貸し出ししてくれる「ハンズオンキャンペーン(応募はこちら)」というものを実施しています。
現在は大多数の応募により締め切りしてますが、12月9日まで実施しているので機会があれば応募してみてください。
こちらのマウスは東プレ特有の静電容量無接点方式のスイッチを使っているため「スコッ」と他のマウスにはないクリック音です。
触った時の第一印象は「グリップがあるから持っても滑り辛い」と「Razer deathadderを一回り小さくしたような形状」です。
手の大きさによっては合わない方もいるかと思いますが個人的には好印象です。
それでは早速レビューしていきます。
外観
スペック
スイッチ | 静電容量無接点方式 |
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DPI | 100~12000(100dpi刻み) |
センサー | PMW3360 |
ソール | 超高分子量ポリエチレン |
ボタンの数 | 6 |
本体寸法 | 67 × 122 × 42 mm |
ケーブル | 極細スイッチ |
ケーブル長 | 実計測約1.9m |
ソフトウェア | あり |
マウス本体について
親指、薬指、小指で持つ部分は滑り止めのグリップになっていて、持ちやすくなっているのが特徴的です。
重量
ケーブルを含めないで重さをはかる方法が分からないので、この重さが正しいとは言えませんが85gでした。
公式が発表した数値は83gなので84g(±1)くらいと考えればよいかと思います。
80g以上のマウスは重いかと思いますが、個人的にはそこまで気になりませんでした。
ケーブル
REALFORCEのケーブルは最近流行りのパラコードケーブルではなく「極細ケーブル」を使っています。
正直今この時期にパラコードケーブルじゃないのは驚いたしケーブルが邪魔にならないかと心配になりましたが、使ってみた感想としては特に気になりませんでした。
この「極細ケーブル」には驚きを隠せません。
極細ケーブルの厚さは直径約3.0mmでした。
クリック
右と左クリックは静電容量無接点方式のスイッチと言うだけあって「スコッ」や「ポトッ」みたいな音です。
初めの方は連打とか普通の操作とかで気になるかなと思っていましたが、クリック感は全く気になりませんでした。
寧ろそのクリックが身体の一部であるかの様に馴染んでいました。
サイドボタンはなんか可愛い音がします。
はい
というか音を言葉で表現するの難しくないですか?ちょっと今度録音したのをここに載せられる様にしておきます。
ホイール
ホイールのタイヤ部分にも滑り止めが施されているのか滑りづらいです。
タイヤの内側が赤いのは何故なのかと思いましたが、おそらくこれはREALFORCEの赤色を主張しているのだという風に自己解決しました。
ストロークは浅めかと思います。
マウスソール
マウスソールは4隅とセンサーの回りに付いています。
素材は超高分子量ポリエチレンというものでPTFEと比べ滑りづらくなっている分摩擦に強いみたいです。
個人的にはゲームをプレイ中の滑りがちょうど良いと感じましたが人によっては滑り辛いかもしれません。
ポートレートの変更
マウスの裏面にポートレートを変更するスイッチがあります。
左側に数値が記載してありますが、上から125/500/1000となっています。
持ち方
かぶせ持ち
かぶせ持ちは手にフィットしますが、自分の手だと中指が少し出てしまいます。
つかみ持ち
かぶせ持ちはかなり良いですね。
手の付け根がフィットしているので指先は軽くそえるだけでも簡単に操作できます。
重さはそこまで感じません。
つまみ持ち
指先にグリップがあるため滑り辛くはなっていますが、やはり重さを感じます。
個人的におすすめできません。
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- 2020年10月27日記載
センサー
テスト環境はマウスパッドが「HyperX Fury S Pro」でソフトウェアが「MouseTester」です。
500Hzの800dpiでセンサー飛びが一点ありましたが、基本的に安定しているかと思われます。
LoD
ソフトウェアでLowかHighに変更が可能です。
申し訳ないのですが、詳しい距離は道具がないため分かりません。
ソフトウェア
https://www.realforce.co.jp/support/download/
上記のリンクがソフトウェアのダウンロードサイトです。
ダウンロードするには型番とかシリアルナンバーとかが必要らしいので、デバイスがないとダウンロードは出来ないみたいです。
Button
ボタンは全部で6箇所ありここでボタン配置を変更できます。
LED
ライティングはインジケーターとロゴのみ変更可能です。
ライティングのエフェクトはなくて色の種類と明るさ調整のみがあります。
Sensor
DPIの設定とLoDの設定が出来ます。
DPIの設定は4種類まで登録出来て100~12000dpiまで変更可能です。
LoDはLowかHighに変更出来ます。
設定
逆△をクリックすると画像の様にマウス本体への保存や出荷時の設定に戻したり出来ます。
右上の×のすぐ下にあるアイコンは左から順に、マウス本体への保存、プロファイルをパソコンに保存、プロファイルをパソコンから読み込む効果があります。
気になる点
・ちょっと重い
なにせ80g超えのマウスということもあり、持ち方によっては重さを感じてしまいます。
・ソールがPTFEではない
超高分子量ポリエチレンという初めて聞いた素材ですが、PTFEではないため滑り辛いです。
個人的にはこのくらいでも全然使えるんですけど気になる人は気になるかと思います。
・値段が高い
なにせ18000円もするマウスですからね。ゲーム用としてはコスパ最悪です。
良い点
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- 「極細ケーブル」が思った以上に快適
- 指が触れるところにグリップが付いてるから持ちやすい
- クリックが気持ちいい
- 無駄に光らない
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- 2020年10月27日記載
まとめ
日本製ということもあり日本人向けに作られたので日本人は使いやすいマウスかと思います。
ですが、ソールやケーブルからしておそらくゲーミングマウスではなく日常生活用のマウスでは無いかと思います。
なので予算的に余裕がある方は購入を検討してみるのもありです。
個人的にはケーブルの存在感は全くと言っていいほど無かったし、かぶせ持ちとしては非常に良いマウスでゲーム用としても普通に使えるかと思います。